匠’s Blog

GRヤリス ドライカーボンルーフ

を製作しました(^^)/

もともとマーブル柄のカーボンルーフが採用されているのですが、、、

モータースポーツに尽力しているトヨタ自動車さんが新型車種に多く採用している最新工法ですね(^^)/ 素晴らしい

プリプレグ(ドライカーボン)の様に工数掛けずにSMCプレス成形により短時間で加工できる様です

複雑な形状の部材を成形でき、2~5分程度で加工出来るといった特徴があるみたいです

自分も起業する前はトヨタ自動車系の会社勤めしていてプレス化成にも携わっていたので正直「ここやったか!」って感じです

 

 

まぁそんな素晴らしい最新アイテムに更に走りに対する付加価値を付けるべく

「更に軽く」を目的に新規製作に至りました

 

てな訳で一連の工程をご紹介しますね

まず純正カーボンルーフを入手

マーブル柄にカーボンシールが施工ラッピングされています

表面

裏面

重量測定

約4.2kg  

 

 

シールが付いていては次工程に進めないので剥がしました

キレイなマーブル柄がお目見え(^^)/

参考にカーボンシールの重量測定しました

418gも有りました

逆算すると単体では3.8kgですね

 

 

さてさてこれで樹脂型製作に取り掛かれる!と思いきや、、、

シール剥がした表面は凹凸がありました

敢えてこの様な凹凸表面なのかは不明ですが

この表面状態では先に進めずと判断し、プロショップへ依頼し面出ししました

型取り前の前処理、離型処理を経て

 

 

ようやく樹脂型製作に入ります

耐熱用ゲルコート塗布

硬化を待ってガラス繊維を積層していきます

数日間掛けて積層し、その後脱型

 

外周仕上げして、ゲルコート表面を研ぎました

 

問題なく良い型が出来上がりました

って、問題あってはいけないのですが(笑)

 

 

プリプレグ積層前の前処理を経てプリプレグ張り込みました

で、

焼き上がりました(^^)v

で、製作目的の重量は、

 

 

 

2.3kg!でした

結果は1.9kgの軽量化になりました

たかが1.9キロですが車で一番高い部分の1.9キロは大きな戦闘力ですね。

因みに1.9kgはAE86レース用ドライカーボンルーフ1枚分の重量です(^^)/

以上、製作日記でした

 

 

※TOPの画像はインターネット上の画像を引用しました