WTAC(World Time Attack Challenge)
世界中のタイムアタッカーが集結して0.1秒を競い合うイベント
2023年9月1日~2日
オーストラリア シドニーモータースポーツパークで開催されます。
その舞台へ日本から参戦するカーボンボディのこの車 ↓
黒くなってる部分はカーボンと思いきや主要部分のボンネットとドアはドライカーボン化されていない
と言うことで参戦決定のタイミングでドライカーボン化することに。
数年前にフェンダーやらサイド廻りはカーボン化して軽量化され
締まったボディになってタイムも更新し続けているので
今回更にアップデートしたら滅茶苦茶楽しみだねぇ~
みたいな他人事みたいな会話して、、、
と、言う経緯ですが、問題は納期時間と型、、、
ドアは型があるのでいつもより頑張れば問題ないのですが(笑)
ボンネットを専用に製作している時間が無い(・・);;;
所有型で有り合わせで作るしかない。極力、軽さと効率を追求して
先ずは構成される各パーツ、汎用ダクト、ルーバー、インナー、そして本体を製作
ボンネット本体はダクトとルーバーの設置位置をあらかじめ設計して極力ハニカム構造にしました。
設計した位置に合体
有り合わせで出来る可能な形になりました
そして、気になる重量は、、、恐る恐る計量
4.0kg!想像より軽かった(^^)v
一体化でない合体ボンネットとしては軽さ上出来
各パーツの積層構成を考えた甲斐がありました
落とし込みダクトはエンジンパイピングやらに干渉すると思いますが干渉部分はカット要。
ボンネット完成(^^)/
に、つづきレース用ドア
過去色々なドア製作してきましたが、S13ドアは一番最初に製作したドアなんです。
そんな過去を思い出しながらプリプレグ張り込みしました
こちらも剛性は勿論ですが極力軽くを追求してインナー側サービスホール蓋はレス!
エキゾースト排気管がドア貫通する事も見込んで簡素化したかった思いもあります
蓋は付きません。作業し易いようにガッツリ開口しました。
このドアのポイントはアクリルガラスを挟み込んで固定する事が出来ることと
専用に製作したアルミヒンジ
です。純正はスチールヒンジがドアに溶接されています。
こちらは位置出し後に皿ボルトで固定します
ドア重量は3.3kg/片側 台あたり6.6kg とっても軽いです
このWTAC依頼案件まえにも1台分を製作していました。
このご依頼があったので奥の奥に保管してあった型が出されていた事が
多くの時間短縮になりました(笑)
丁度良かった!ってことです
こちらは通常仕様でサービスホール蓋付きで製作
こちらの重量は3.5kg 台あたり7.0kg 充分軽いです(笑)よ
あぁ、、、ちょっと気が楽になりました
WTAC楽しみですね~
がんばってくださいね
さぁ次記録は