メーカー廃盤に付き困った方からのご依頼でした。
NISSANシルビアS13 サンルーフ仕様
若僧だった自分が、峠でドリフトまがいな遊びをしてた頃
ちらほら見掛けるようになったS13シルビア
AE86最終型が1987年(昭和62年)翌年
1988年(昭和63年)生まれのS13シルビアは憧れのFRでしたね
そんな憧れだったS13も今やビックリの33年戦士(・・) ハチロク同様旧車の域です
自分も歳取る訳ですね
今回ご依頼のオーナー、とても大切にしている様で相談時熱意が伝わってきました
レストアで困った部分の一つがルーフ
サンルーフ周りのサビが酷く、削ってパテ修正も考えたようですが数年後にサビの繰り返し、、、
だったらと一層の事「錆びないカーボンで」と行きついた様でした。
相談時、サンルーフ車両とかなりレアだったので
サンルーフ無しのノーマルカーボンルーフをお薦めしたのですが
どうしてもサンルーフに拘りたいとの事でした。
車両はレストア実行中で遠方に有るとの事で車両をお預かりする事が出来なかったので
型製作はお願いしました。
型到着後、研ぎ、離型処理後にプリプレグ張り込み
剛性に付いては鉄ルーフの厚みやサンルーフ特性等々を考慮して積層構成を決めました
焼き上がり
補強枠合体用のフランジも鉄ルーフ同様の形状になってます
重量は約2.1kgになりました。
オーナー様、喜んでいました。レストア完了したら見せに来てくれるそうです(^^)/
もう1台 メーカー廃盤につきご依頼ありました
TOYOTA AE111(レビン)
こちらはレース用に軽量化目的でした
こちらも今となっては希少域となった車両です
現車から型取りする他なかったので要相談だったのですが
こちらも車両預かり出来なかったので型製作してもらい支給してもらいました
こちらは約2.0弱kgでした
昔の車製造用鋼板は防錆処理ない鉄だったので錆びは永遠の悪友になっちゃいますね(><)
各自動車メーカーがパーツ再販を実行及び検討していますが旧車にとってはとても有難い神対応ですね(^^)/