HONDA シビックFL5 TypeR
のボンネットとフロントフェンダー製作しました。
両方ともルーバー付きのエアロタイプとなります
しかし、FL5タイプR カッコイイですね!!
トヨタ党の自分ですが本気で欲しいと思いましたね
価格の部分で断念しましたが・・・・・(^^);
完成までの記録を前編~後編と記録します。
まず前編は
構想~マスター型製作~プリプレグ型製作まで
構想はシビックFK8エアロボンネットでお世話になった
お客様より続いてFL5のご依頼を頂いたわけで。
要望内容は下記 ↓
開繊仕様、ボンネット裏骨付き、フェンダー8mmワイドでした。
他はトレンドでお任せ。
先ずは新品ボンネットと新品フェンダーを提供して頂きました

納期もあるので外注依頼する部分と自分で進める部分を明確化
同時に外注様に依頼内容詳細説明しました。各社快く引き受けてくれました!感謝!
どの様な追加ダクトやルーバーを描くかをデータ上でイメージするので
直ぐさま3Dスキャン


いつも親切丁寧迅速ハイセンスなケイプラスエンジニアリングさんに依頼

データ処理とエアロイメージは大変な作業で時間も要するので
自分で出来る部分を進めました。
最初に純正フェンダーの体重測定 約2.0kg/片側

フロントフェンダー考察


取付ブラケットはリベット接着されてます。
前側ブラケット+本体+下側ブラケットの3ピース構成に決定
て事でリベット揉んでブラケット剥がしました



分割したフェンダー本体の8mmワイドの造形依頼しました
こちらも親切丁寧迅速ハイセンスな『25 Body Works』へ
あ、補足ですが25さんは前BLOSの水谷さんの事です
10月より起業して一人で始めましたよ!
板金塗装は勿論、ワンオフな造形や変態車両製作が得意です
同時進行でボンネットも進めました
要望内容が裏骨付きだったのでストライカーも新規製作しなくては。


寸法測定、ポンチ絵図面書きまして現物カットしたストライカーと反転FRP型を送付



こちらは溶接、加工物職人のテクニカルサービスさんに依頼
わがままな依頼にも気持ちよく対応してくれて雑なポンチ絵でも丁寧に対応してくれます。
上記3件を外注依頼しました
外注様が頑張ってくれてる間、自分はフェンダーブラケットの型作り
プリプレグ型で作製
それとボンネットストライカーの位置出し治具をワーカブルで作製

そうこうしている内に各社外注様より進捗連絡が来ました
3Dデータからのイメージ画
フェンダー


ボンネットは以前製作したシビックFK8を参考に



微調整打ち合わせして3Dプリンター製作へ
フェンダー8mmワイド造形

ストライカー試作品
懸念事項を改善して本製作量産依頼しました


月日は流れ
ボンネットとフェンダーの3Dプリンターと各治具が完成してきました
FK8は3Dプリンターをインストールしましたが、今回はちょっと思うことあって…
型を起こしました


ボンネット
インルーバー位置出しからのカット
ここは慎重に慎重に作業しますよ(^^);


からのルーバー仮置き
ケイプラスENGさんのデータ処理&3Dプリンター品は高精度なので
作業がスムーズに進行します

まぁまぁイイじゃんか(^^)/
フェンダーも位置出しからのカット


からの仮置き

まぁまぁイイじゃんか(^^)/
ここからまた25 BODY WORKSさんへ
ボンネットのセンターダクト造形とサフェーサー塗装依頼
シビックFK8は熱害対策で大きなセンターダクトを設置したけど
FL5は熱害対策されているようで、派手さは止めて純正の立ち上げプレス形状に
プラスアルファ立ち上げする事にしました。
FL5車両全体のイメージも考慮してシンプルな方が良いかとも思い

純正プレス形状からさりげなくプラス5mm高くしました
納期も切迫していたので無理言ってなる早対応して貰いました
仕上がってきました









これでイイじゃん!って思ったりして(笑)
さぁ大変な作業開始!
ブログは今記録していますが、製作時期は真夏だったので更に大変でした
空調設備などないので型製作は早朝と深夜に作業しました
終わったから言えるが苦痛な日々でした…….
加齢もあって一人でこのサイズの型造りは正直辛いです

いつか自分がFL5乗るかも?って思いながら頑張りました(ウソ)


無事脱型


フェンダーの型製作画像撮って無かった…(><);
たぶん疲れていたんだろう…..
前編はここまで
後編はプリプレグ ドライカーボン製品誕生まで
おたのしみに~
ここまでいつも快く協力してくれる提携先様、本当に感謝です
ケイプラスエンジニアリング様
25 BODY WORKS様
テクニカルサービス様
ありがとうございます!